2014年11月14日金曜日

トイレでは、便器のふたを閉じてから流す

 洋式トイレを使った後は、ふたを閉めてから水を流すようにすると良いそうである。このことを以前知った当初は、私もしっかりと実行していたのだが、その後なんとなくやめてしまっていた。
 最近、再びこの話を聞いたのは朝方ベッドの中でうつらうつらしながらラジオを聴いていたときである。話していたのが医者だったからか、途中から真面目に聞き始めた。したがって、どこまで正確にこの話を紹介できるか自信はないのだが、概略以下のような内容であった。

 医者が言うには、患者の喉から大腸菌が検出されたことがあり、その原因を追究することになった。そして最終的にトイレを使用したあとの水を流す時に発生するしぶきが原因だと特定したのだそうである。しぶきが飛ぶとそれが細かい霧状になって空気中を浮遊する。これが口や鼻から体内に吸い込まれる。そして、
 ・肺炎
 ・溶連菌感染症
 ・副鼻腔炎
 ・口内炎
などの原因となるらしい。
 男性用の小便器(立ってするタイプのもの)もかなりのしぶきが飛ぶので衛生的には問題がある、とのことであった。

 これ以下は、私めの感想である。
 しぶきや霧がどの位の高さまで来るのかは分からないが、大人より背の低い子供の方が被害を被る確率が格段に高くなるのではないかと思う。
 もしかすると、子供が溶連菌にやられる事例が多いのはこれが原因ではないかと思う。いくら子供に「手洗いの励行」を言っても(しっかりと実行しているのに)あまり効果がないように思われるからである。「子供は病気になりやすい」とよく言われるが、もしこれが原因であったら盲点を突かれたことになる。

 私はもう10年位前から小用の時も便座に座る習慣にしている。これは自分でトイレ掃除をするようになり、その汚れ具合のひどさを知ったからである。先ずは、汚さないように使うことが第一であると考えた。男性の中には「立ってやらなければ男が廃る」などと言う者もいるけれど、そういう人にはトイレ掃除を毎日やらせることである。

 なおも私めの感想(いや、妄想と呼ぶべきかな)は続く。
「女の子より男の子の方が病気になりやすい」という説がある(これは医学的にも信憑性が高いらしい)が、この原因ももしかすると男子用トイレ内での飛沫の霧被曝(?)が原因ではないかと思うのである。
 試しに、小便器(urinal)というものを廃止したらどうかと提案したい。そして男の子には立ったままでの小用をやめるよう教育する。外出先で小用をたすとき、公衆便所などにある壁あて式の「ストール型小便器」が利用されているが、これが衛生的に一番危険な場所ではないかと思う。飛沫がどの高さま達するのかは知らないが、幼い男の子の背の高さ位に達するのは容易に想像がつく。

 小便器の廃止という英断(文部科学大臣を説得すればよい)が下され、教育機関から小便器が一掃されれば、数年後には男の子も女の子も同じ健康状態になれるのではないか。これが更に普及し一般化すると、高速道路等の休憩所にあるトイレなどでは、男女とも長い待ち行列が発生することになるかもしれない。これも男女格差をなくすという観点から見れば、望ましいことではないかと思うが、どうであろうか。

 トイレのふたの話が、男女格差をなくすという社会問題に及んでしまった。炎上すると困るので、このくらいにしておこう。

2014年11月4日火曜日

おかしな解釈

「生きた言葉」と「死んだ言葉」のリライト版 「おかしな解釈」をホームページ上に掲示しました。

   http://www.hi-ho.ne.jp/skinoshita/sture119.htm

 寝床の中でラジオを聞いていたら、生島ヒロシさんが「煮詰まる」という言葉を使っていました。前後の文脈から、明らかに「行き詰まった」というおかしな解釈の方で使っています。“おかしな解釈”の世代間ギャップは、もうそこまで迫ってきているのですね。驚きました。

  テレビやラジオのアナウンサーが使いだすと、世代間ギャップは確実に身近な存在となってきます。もうかなり前から、NHKのアナウンサーは世論(せろん)を「よろん」と発音していますね。世論と与論(せろんとよろん)を区別できない世代間ギャップは、もう確実に私の後ろに迫っています。飲み込まれそうです。怖いですねぇ~。■