2021年8月1日日曜日

今だから話そう 出張中の自動車事故


・Knuhsの書斎 から転載

── 日米の格差について

男ありけり

   昔 男ありけり
   初めての海外出張中に自動車事故に遭いけり
   幸運の女神を取り逃がしけり
   持ち帰った資料から、
    医療関係者の努力を半世紀ぶりに知り 感謝!

事故に遭う
 フロントガラス越しに、コンクリートの壁がせり上がるようにこちらに迫ってきた。「ガシーン!!」 ---- 身体の芯にまで響くような激しい衝撃。自動車事故に遭ったのである。

 二十六年ほど前(*1)、初めての海外出張でアメリカへ行っていたときのことである。車の事故にはくれぐれも気を付けるようにと上司に言われてきたにもかかわらず、この体たらくである。仕事の上で会社に迷惑をかけるし不名誉なことでもあるので、そのときの事情は今まで誰にも詳しくは話したことがない。しかし四半世紀も過ぎそろそろ時効になった頃でもあるので、ここらでその折の顛末を記しておこうと思う。
【注】(*1)この章の冒頭部分は『ソフトウェアの法則』(1995年発行) の中の「ソフトウェアと時差」というエッセイの中で書かれたものです。したがって“二十六年ほど前”というのは1968年のことになります。
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