2009年6月28日日曜日

サイトアクセスのルート

 最近、ホームページへのアクセスルートが変わってきているような気がする。トップページを通らずに個々の欄が参照されていることが多いのである。ホームページに限らず一般のサイトへのアクセスは、トップページから入るのが普通であるが、検索サイトで検出された項目を見ようとする場合は(トップページを通らず)直接のアクセスとなる。したがってサイトのアクセス状況を調べる目的でアクセス解析を行う場合は、トップページだけを観察していても意味がなく、個々の欄にもきめ細かく網を張らなければならない。具体的な方法は、【素歩人徒然】「ホームページとブログの併用法」を参照されたい。
 その点、ブログのアクセス状況を調べるのは簡単である。すべてが一か所に集められているからである。ホームページを作る際は、そういった点を頭に入れて設計をすべきであろう。

2009年6月22日月曜日

ソフトウェアの法則 から
【リバースエンジニァリングの法則】

 ハードウェアとは、組み立てるよりも分解する方がはるかに簡単であるもの言う。

 ソフトウェアとは、組み立てるのも分解するのも同じ様に簡単でないものを言う。

2009年6月19日金曜日

マッキントッシュは日本でも買える?

 マッキントッシュが日本でも買えるそうである。
マッキントッシュと言えば、コンピュータの愛称として有名であるが、ここでは本来の“りんご”のことである。

 以前、アメリカから帰国したばかりの友人からりんごのマッキントッシュを一つお土産として頂いたことがあった。そのときの顛末は 【素歩人徒然】「りんご」 にまとめてホームページ上に紹介してある。それを読まれた方がメールで教えてくださったのである。

 マッキントッシュは日本では“あさひ”と呼ばれているそうである。【マッキントッシュを商うホームページ】も作られていて、そこでの写真を見る限りでは、真っ赤でおいしそうなりんごに見える。マッキントッシュというのは「青りんご」として有名で、かなり酸っぱかった印象があるのだが、もう私の記憶はあいまいになってしまっている。興味のある方は取り寄せて試食してみるとよいであろう。

 私がホームページ上で紹介したマッキントッシュの話に戻るが、それを食べた後に残された種を私は植木鉢に植えておいたのである。すると、実生では育たないと言われていたのに、これが芽を出し立派な(小ぶりではあるが)木となった。これも 【素歩人徒然】「マッキントッシュ」 として紹介したとおりである。

 これから先のことはホームページには書かなかったのだが、その後マッキントッシュの木は順調に生育していったのだが、あるとき葉に虫が付き、あわてて駆除剤を振りかけたのが悪かったのであろう、何と枯れてしまったのである。本当に残念なことをしたと今でも悔しく思い出される。あのまま順調に育っていれば、今頃はりんごの実が成り本物のマッキントッシュの味を確かめることができたものを。無念である。日本のマッキントッシュを取り寄せて、どんな味だったか確かめてみようかと迷っているところである。

2009年6月17日水曜日

ソフトウェアの法則 から
【プログラマの評価法】

 虫を作るプログラマは、
  デバッグ作業を熱心にやる働き者であると見做される。

 虫を作らないプログラマは、
  デバッグ作業を熱心にやらない怠け者であると見做される。

2009年6月11日木曜日

ケータイは学力低下の元凶

 若年層のケータイ漬けが問題になっている。子供がケータイでの通話やメール、ネットアクセス、テレビゲームなどに熱中するだけでなく、学校裏サイトやメールによるいじめ、出会い系サイトにからむ事件も起こっている。そのため、小中学校では、ケータイの校内への持ち込みを禁止しているところが増えているそうである。

 一方大学では、学生を一人の大人として扱うので、本人の自覚にまかせているのが普通であろう。私は、大学での自分の講義中は、ケータイを使わないよう学生に要請している。しかしこれが守られていない。先日などは、授業中に一人の学生が突然立ち上がり、耳にケータイを押し当てながらあたふたと後ろのドアから外に出ていく光景に直面した。本人はそれでマナーを守っている積りなのであろうが、私がケータイ禁止を要請する目的は、マナーのためではない。学生自身が授業に集中できるようにと配慮してのことである。学生本人のためを思ってしていることなのだが、この点が全く理解されていない。

 最近は、ケータイが気になって授業に集中できない学生が増えてきている。数年後には学力低下となってその影響が顕在化してくるに違いない。ケータイが学力低下の原因になるとは、まだ誰も指摘してはいないようであるが。
 仕事中、あるいは授業中に、集中力を高めるにはどうしたらよいかは、【素歩人徒然】「集中力」を参考にしてほしい。

 若者たちは、パソコンやケータイのような情報機器を用いてコミュニケーションを取ることに夢中になっている。いや、若者に限らず最近は老若男女すべてがメール文化にどっぷりと浸かっていると言ってもよい。自分の好きな時間に、自分のペースで情報発信ができるので、誰にとっても非常に使いやすい便利なツールとなっている。しかし、このような形の情報交換にばかり時間を費やしていると、生身の人間との一対一での接触機会が極端に減ってくる。親しい友人以外の者と接するのが次第に億劫になり、むしろ避けるようになってくる。目上の人との会話を避ける結果、目上の人との普通の会話ができなくなっている。私は、受講生から突然メールで何かを依頼されたりすることが多くなってきている。先生に(質問ならまだしも)何かを依頼するときは、まず、会って話をするのが基本であろう。

 その結果、対面でのやり取りを通じて自然に身に付けるはずの能力、つまり相手の感情の変化を読み取る能力や、他者へのきめ細かい感情、感性が育たない。他者の心の痛みや悲しみを感じ取る能力も育たない。他者への心配りができないから、結局自分勝手に行動する人たちばかりになってしまう恐れがある。
 これらの問題は、パソコンやケータイの使い方に関するテクニカルな面ばかりに関心が向き、メール文化の中で生きていく上で必須のデジタルリテラシーが身についていないのが最大の原因であろう。肝心の情報倫理など、まったく身についていない。これら情報機器の持つ便利さと背中合わせの危うさの方もよく理解した上で、上手に使いこなすスキルを身につけてほしいものである。

2009年6月5日金曜日

2009年6月4日木曜日

ソフトウェアの法則 から
【理解と誤解の法則】

 ソフトウェア説明書の文章は、決して作成者の意図通りには理解されない。必ず、恐れていた通りに誤解される。

2009年6月3日水曜日

ソフトウェアの法則 から
【取説の書き方の法則】

 取扱説明書(取説)における「巧みな表現」とは、将来言い逃れができる余地を残した表現方法をとることである。