2018年1月22日月曜日

私の本棚(12):著者謹呈された本


・ブログ (ドッと混む・Knuhsの書斎) から転載

── 著者謹呈された本


 私の本棚を紹介します。

 第12回は、私が著者謹呈された本を取り上げます。


 上掲写真で、右から順に、

(1)「余白」:松下重悳氏から
(2)「伝馬船」:松下重悳氏から
(3)「言葉の科学」:松下重悳氏から
(4)「Yohaku」:松下重悳氏から
(5)「ボストン・ライフ」:三好彰氏から
(6)「PROGRAMMING」:Dr.Maurerから
(7)「コンパイラ入門」:小田一博氏から
(8)「人文科学の FORTRAN77」:西村恕彦氏から
(9)「論考集:紋章とモットー」:船津剛男氏から
(10)「星霜九十年 私の歩んだ道」:齋藤清吉氏から
(11)「雪の野望」:木下利和氏から
(12)「句集 光と影」:氏家飄乎(本名 文昭)氏から

となっています(詳細は【解説欄】を参照してください)。

 その他、著者献呈された本としては以下のものがありますが、これらは既に当欄『私の本棚』の(6)と(9)で紹介したので、ここでは取り上げませんでした。

安井収蔵氏による 「当世美術界事情」、「当世美術界事情Ⅱ」
升尾梅世氏による 一連の「ナンバープレース問題集」


【解説欄】

著者謹呈された本

松下重悳氏から贈られた本
 会社の上司である松下重悳氏が、在職中に自費出版されたものです。

余白は、著者が業務報告の末尾に俳句を添えることを習慣としていたので、その7年間の成果をまとめたものです。各句ごとにそれを詠んだ時の状況と、その句と関連する業務上の出来事とが書き添えられています。

伝馬船は、著者の体験的随筆集です。私の感想ですが、自叙伝的なところも多々含まれているので尊敬する上司の生い立ちが分かり大変興味深く読みました。

言葉の科学は、超一級の英語の使い手である著者が、長年苦労して体得した英語上達の秘訣を公開してくれた本です。特に普段から日本語をよく理解し、愛着を持ち、大事にしなければいけないと主張されている方の書いたものですから尚更説得力があります。
 今回、久しぶりにこの本を取り上げて開いてみたところ、メール交換の記録をプリントした用紙が挟まれていました。確か、内容に関して疑問点のやり取りがあり、その経緯を記録したものでした。久しぶりにそれを読み返しながら、しばし昔の思い出にふけりました。

Yohakuは、先の「余白」の公開後に作られた俳句(約3年分)が盛り込まれています。今回は、日本語版と英語版が対になっています。もちろん俳句も英語になっています。これは見ものです。


松下重悳氏による
「Yohaku」,「言葉の科学」,「伝馬船」,「余白」


三好彰氏から贈られた本
 (5)「ボストン・ライフは、会社の同僚 三好彰氏が、米国ボストンに3年間駐在した間の体験を記した本です。


三好彰氏による「ボストン・ライフ」


W. Douglas Maurer から贈られた本
(6)「PROGRAMMINGは、Dr. W. Douglas Maurer(UC Berkeley)から贈られたプログラミングの入門書です。
 1968年に米国サンフランシスコにあるソフトウェア会社で研究開発をしていた頃、Dr.Maurerからコンパイラの最適化処理について短期間の指導を受けました。その際に、できあがったばかりの彼の著書を贈られたのです。

 不思議なことに、この本には価格が記されていません。「an introduction to computer languages and techniques」という副題が付いていることから分かるように、多くの教育現場でプログラミングテキストとして利用されている素晴らしい本なのですが。


Dr.W. Douglas Maurerによる
「PROGRAMMING: an introduction to
computer languages and techniques」


 新米プログラマへの、心の籠ったメッセージとサインを見返し部分に書いてくれました。



小田一博氏から贈られた本
(7)「コンパイラ入門は、会社の同僚 小田一博氏の労作です。プログラム言語FORTRANをベースとしてコンパイラ作成法を詳述した398頁の大著です。今ではなかなか手に入らない貴重な文献と言えるでしょう。何しろ、著者本人の手元にも、もはや残っていないそうですから、これから益々価値が増していくかもしれません。


小田一博氏による
「コンパイラ入門」


西村恕彦氏から贈られた本
(8)「人文科学の FORTRAN77
 西村恕彦氏(東京農工大学教授(当時))から贈呈されました。受取日が1979-1-22となっているので、昔の手帳で調べたら情報処理学会のSC5 FORTRAN委員会の場で頂いたものと思われます。


西村恕彦氏による
「人文科学の FORTRAN77」


 その後配られた正誤表が添付されています。


西村恕彦氏による正誤表メモ


船津剛男氏から贈られた本
(9)「論考集:紋章とモットーは、会社の同僚である船津剛男氏から贈呈されたものです。
 故船津剛男氏は、コンピュータ関係の仕事の傍ら紋章学の熱心な研究者であり、私家版としてA4版の「論考集:紋章とモットー」という大著をものされました。病気のため入院される直前に手渡されたものです。

 残念ながら論考集は未完であり「論考その1」から始まって「論考その5」の途中までで終わっています。詳しくは【素歩人徒然】「大統領の紋章」を参照してください。


船津剛男氏による
「論考集:紋章とモットー」


齋藤清吉氏から贈られた本
(10)「星霜九十年 私の歩んだ道は、義父齋藤清吉氏から頂きました。義父が、自らの歩んだ道を振り返り自分史としてまとめたものです。


齋藤清吉氏による
「星霜九十年 私の歩んだ道」


木下利和氏から贈られた本
(11)「雪の野望は、会社の同僚である木下利和氏から頂きました。私にとっては、故木下利和氏は同僚というより戦友と呼んだ方がよいかもしれません。彼が退職後に執筆したものですが、こういう小説を書く才能を持っていたのかと少なからず驚かされました。


木下利和氏著による
「雪の野望」


氏家飄乎(本名 文昭)氏から贈られた本
(12)「句集 光と影は、戸山高校の恩師 氏家文昭先生から贈られたものです。故氏家先生の俳号は飄乎です。詳しい記録は残されていないのですが、2003年の5月以降に郵送されてきたものです。


氏家飄乎(本名 文昭)氏による
「句集 光と影」


▼本の詳細
(1)「余白」 :1990年9月30日発行 松下重悳著, 非売品
(2)「伝馬船」 :1992年5月31日発行 松下重悳著, 非売品
(3)「言葉の科学」 :1992年11月30日発行 松下重悳著, 非売品
(4)「Yohaku」 :1993年9月30日発行 松下重悳著, 非売品

(5)「ボストン・ライフ」:2002年1月 発行 三好彰著, 非売品

(6)「PROGRAMMING: an introduction to computer languages and techniques」 :WARD DOUGLAS MAURER, (c)1968 by Holden-Day,Inc.

(7)「コンパイラ入門 ━文法から設計・製作まで」:1971年7月10日 第1版第1刷発行 小田一博著, \3,300 日本評論社

(8)「人文科学の FORTRAN77」:1978年11月30日 初版 西村恕彦著, \1,800 東京大学出版局

(9)私家版「論考集:紋章とモットー」The studies on Heraldry and Mottoes
:1999年1月 発行 船津剛男著, 非売品

(10)「星霜九十年 私の歩んだ道」:1998年11月30日 第1刷発行 齋藤清吉著, 非売品 朝日新聞出版サービス

(11)「雪の野望」:2000年6月30日 発行 木下利和著, \1,600(税別) 新風舎 ISBN4-7974-1295-X C0093

(12)「句集 光と影」:2003年5月3日 発行 氏家飄乎(本名 文昭)著, 頒価 \1,500(税込) 杜鵑花発行所




















































2018年1月20日土曜日

私の本棚(11):ジョン・グリシャム


・ブログ( ドッと混む・Knuhsの書斎 )から転載

── ジョン・グリシャム


 私の本棚を紹介します。

 第11回は、ジョン・グリシャムを取り上げます。

 グリシャムと言えば、リーガルサスペンス物の作家として有名です。


 右から順に、ハードカバーの本だけを購入順に並べてみました。なお、先頭の括弧付きの(番号)は【解説欄】に示したとおり、原著の出版順に番号付けしたものです。

(1)「法律事務所」
(2)「ペリカン文書」
(3)「依頼人」
(6)「原告側弁護人」
(7)「陪審評決」
(8)「パートナー」
(9)「路上の弁護士」
(10)「テスタメント」
(13)「ペインテッド・ハウス」



 文庫版なので上下2巻に分かれています。

(4)「処刑室(上)」,(5)「処刑室(下)」
(20)「大統領特赦(上)」,(21)「大統領特赦(下)」
(18)「最後の陪審員(上)」,(19)「最後の陪審員(下)」
(22)「無実(上)」,(23)「無実(下)」



 ハードカバーですが上下2巻に分かれています。

(11)「裏稼業(上)」,(12)「裏稼業(下)」
(14)「召喚状(上)」,(15)「召喚状(下)」
(16)「甘い薬害(上)」,(17)「甘い薬害(下)」
(24)「奇跡のタッチダウン(上)」,(25)「奇跡のタッチダウン(下)」



【解説欄】

▼リーガルサスペンスとは
 “法律(リーガル)サスペンス”とは、弁護士、検事、陪審員などが主人公で、主に裁判所や法廷を舞台として展開される分野の小説を指します。これを一般に“リーガルサスペンス”と呼んでいるようです。

▼「法律事務所」
 「法律事務所」の原題は(THE FIRM)ですが、正式に出版社が決まる前にハリウッドが映画化権の取得に動いたということで話題になりました。1991年に出版されるやすぐさまベストセラーとなりました。

 グリシャム作品の特徴は、何んと言ってもスピーディーな物語展開にあります。専門知識を巧みに利用して、法律と財務の世界を背景にした読み出したらやめられない、手に汗握るサスペンスの世界に没入することができます。


 日本では1992年に出版されたようですが、私が読んだのは1994年頃だと思います。余りの面白さに、以来熱烈なグリシャムファンとなってしまいました。しかし何んと言っても本当に面白かったのは、最初の(1)「法律事務所」から(10)「テスタメント」までの8冊ですね。

 以前、私が大学で教えていた頃のことですが、グリシャムでは面白い経験をしました。
 授業の始まる時間まで先生方は教員控室で適当に空席を見つけて座って待っているのですが、私の隣の席に英文テキストが置いてあったのです。持ち主は英語の教師でたまたま席を外していました。

 どんなテキストを使っているのかと興味を持ち、ふと表紙を見ると 何んとそれはグリシャムの作品でした。確か「THE FIRM」だったと思います。半期の授業で読み切るには無理のあるボリュームでした。教科書としては面白いテキストですが、途中までしか読みきれないだろうなと思いました。サスペンス小説を読んで来て、授業の終りで投げ出されてしまうのでは学生も気の毒だなと思った記憶があります。興味のある人は自分で読み続けなさい、ということでしようか。

 それにしても、私の学生時代の英語の授業で使われたテキストはヘミングウェイの「老人と海」などが主流でしたから、今やグリシャムもそのレベルに来たのかなぁと思った次第です。

▼その他の作品
 (13)の「ペインテッド・ハウス」はリーガルサスペンス物ではなく、ベストセラー作家としての地位を確立したグリシャムが、その枠を超えようと新境地に挑戦した作品と言われています。私は好きな作品なのですが、後続する作品は出てこなかったですね。

 (24,25)「奇跡のタッチダウン」は、アメリカン・フットボールをテーマにした作品です。これも私は好きなんですがアメリカン・フットボールのルールに詳しくない人には分からないかもしれません。




(John Grisham)
ジョン・グリシャム



▼本の詳細
(1)「法律事務所」THE FIRM (c) 1991 by John Grisham :1992年7月20日初版発行 1994年4月25日第23刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,200(本体\2,136) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525001-9 C0097

(2)「ペリカン文書」THE PELICAN BRIEF (c) 1992 by John Grisham :1993年2月20日初版発行 1993年11月25日第8刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,200(本体\2,136) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525002-7 C0097

(3)「依頼人」THE CLIENT (c) 1993 by John Grisham :1993年12月20日初版発行 1994年1月25日第3刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,600(本体\2,524) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525003-5 C0097

(4)「処刑室(上)」THE CHAMBER(vol.Ⅰ) Auther : John Grisham (c) 1994 by John Grisham :1997年2月1日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \680(本体\660) 株式会社新潮社 ISBN4-10-240909-2 C0197
(5)「処刑室(下)」THE CHAMBER(vol.Ⅱ) Auther : John Grisham (c) 1994 by John Grisham :1997年2月1日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \680(本体\660) 株式会社新潮社 ISBN4-10-240910-6 C0197

(6)「原告側弁護人」THE RAINMAKER (c) 1995 by John Grisham :1996年9月25日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,600(本体\2,524) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525005-1 C0097

(7)「陪審評決」THE RUNAWAY JURY (c) 1996 by John Grisham :1997年10月30日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,300(税別) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525006-X C0097

(8)「パートナー」THE PARTNER (c) 1997 by John Grisham :1998年10月25日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,300(税別) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525007-8 C0097

(9)「路上の弁護士」THE STREET LAWYER (c) 1998 by John Grisham :1999年10月25日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,200(税別) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525008-6 C0097

(10)「テスタメント」THE TESTAMENT (c) 1999 by John Grisham :2001年1月30日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,400(税別) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525003-5 C0097

(11)「裏稼業(上)」THE BRETHREN (c) 2000 by John Grisham :2000年10月1日第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 天馬龍行訳, \1,200(税別) 株式会社アカデミー出版 ISBN4-900430-88-9 C0097
(12)「裏稼業(下)」THE BRETHREN (c) 2000 by John Grisham :2000年10月1日第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 天馬龍行訳, \1,200(税別) 株式会社アカデミー出版 ISBN4-900430-89-7 C0097

(13)「ペインテッド・ハウス」A PAINDED HOUSE (c) 2001 by John Grisham :2003年11月20日初版第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,400(税別) 株式会社小学館 ISBN4-09-356322-5 C0097

(14)「召喚状(上)」THE SUMMONS (c) 2002 by John Grisham :2002年9月15日第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 天馬龍行訳, \1,200(税別) 株式会社アカデミー出版 ISBN4-86036-006-0 C0097
(15)「召喚状(下)」THE SUMMONS (c) 2002 by John Grisham :2002年9月15日第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 天馬龍行訳, \1,200(税別) 株式会社アカデミー出版 ISBN4-86036-007-9 C0097

(16)「甘い薬害(上)」THE KING OF TORTS (c) 2003 by John Grisham :2008年2月20日第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 天馬龍行訳, \1,143(税別) 株式会社アカデミー出版 ISBN978-4-86036-037-5 C0097 (17)「甘い薬害(下)」THE KING OF TORTS (c) 2003 by John Grisham :2008年2月20日第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 天馬龍行訳, \1,143(税別) 株式会社アカデミー出版 ISBN978-4-86036-038-2 C0097

(18)「最後の陪審員(上)」THE LAST JUROR(vol.Ⅰ) Auther : John Grisham (c) 2004 by Belfry Holdings,Inc. :2008年1月1日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \667(税別) 株式会社新潮社 ISBN978-4-10-240923-7 C0197
(19)「最後の陪審員(下)」THE LAST JUROR(vol.Ⅱ) Auther : John Grisham (c) 2004 by Belfry Holdings,Inc. :2008年1月1日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \667(税別) 株式会社新潮社 ISBN978-4-10-240924-4 C0197

(20)「大統領特赦(上)」THE BROKER(vol.Ⅰ) Auther : John Grisham (c) 2005 by Belfry Holdings,Inc. :2007年3月1日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \667(税別) 株式会社新潮社 ISBN978-4-10-240921-3 C0197
(21)「大統領特赦(下)」THE BROKER(vol.Ⅱ) Auther : John Grisham (c) 2005 by Belfry Holdings,Inc. :2007年3月1日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \667(税別) 株式会社新潮社 ISBN978-4-10-240922-0 C0197

(22)「無実(上)」The Innocent Man; by John Grisham (c) 2006 by Bennington Press,LCC :2008年3月10日初版第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \762(税別) ゴマブックス株式会社 ISBN978-4-7771-5037-3 C0197
(23)「無実(下)」The Innocent Man; by John Grisham (c) 2006 by Bennington Press,LCC :2008年3月10日初版第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \762(税別) ゴマブックス株式会社 ISBN978-4-7771-5038-0 C0197

(24)「奇跡のタッチダウン ━報酬はピッツァとワインで━ (上)」Playing for Pizza (c) 2007 by Belfry Holdings,Inc. :2008年10月10日初版第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \1,800(税別) ゴマブックス株式会社 ISBN978-4-7771-0988-3 C0097
(25)「奇跡のタッチダウン ━報酬はピッツァとワインで━ (下)」Playing for Pizza (c) 2007 by Belfry Holdings,Inc. :2008年10月10日初版第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \1,800(税別) ゴマブックス株式会社 ISBN978-4-7771-0989-0 C0097