2022年7月10日日曜日

参院選の投票日


・Knuhsの書斎 から転載

── 投票箱の中を確認しました


 今日は参院選の投票日である。前回の選挙(2021-10-31)では近所の小学校に設けられた投票所に10時頃出かけて行ったら、既に投票する人たちの長蛇の列ができていて「牛歩」をする破目になった。その反省から、今回は早起きして空いている内に投票を済ませてしまうことにした。

 投票は午前7時からである。6時頃に起床して朝食も摂らずに行くことにした。投票所は前回と同じ場所なので7時頃家を出る積りだったのだが、早めに準備ができてしまったので少し時間を早めて6時45分頃に家を出ることになってしまった。5分程で投票所に着くと、既に多くの人が来ていると思いきや、入り口には誰もいない!! 時間を見ると6時50分である。10分も待つことになる。入口の前で一人で待つことになった。

 しばらくすると5~6人の人たちが私の後ろに並び始めた。ここで私は、自分が待ち行列の先頭だすると投票箱の中が空であることを確認する立場になるのかもしれない考えた。当然そういう名誉な(?)役割を務めたいと思って多くの人が並んでいるものと思っていたのである。意外であった。順番を代わってあげようか。しかし数人のグループで確認するのかもしれない。もともとそんな積りではなかったのだが。初めての経験なのでよく分からない。

 そうか、私が選挙で投票できる機会はもう少なくなっている。もしかするとこれが最後の機会になるのかもしれない。その役を務めるのは、それはそれで一つの記念になるかもしれないと考えた。

 7時数分前になると扉が開かれ中に入ることを許された。一列になって先に進むと手を消毒する場所があり、消毒を済ませて更に先に進む。ここで係員から投票開始の挨拶があり、秒読み段階に入り7時の時報とともに受付が開始された。

 順番に受付をすませると、最初に県選出議員の投票である。用紙をもらい記名する。その投票用紙をもって投票箱の前に進むとそこで儀式が待っていた。投票箱は上蓋がない状態でまだ鍵は掛かっていない。係の人が箱を斜めにして中が見えるようにし「中に何もないことを確認してください」と言う。あぁこういう形式でやるのかと私は初めて手順を知ることになった。したがって先頭に並んだからといって、必ずしも確認する人になれるとは限らない。私がもし最初の記名で手間取っていたら最初の投票者にはなれなかったことになる。

 引き続いて比例代表の投票である。私はその記入に少し時間を掛けることにした。比例代表の投票箱は別の箱であるからこれも確認作業が必要になる。それは次の人に譲ることにしたかったのである。それが目当てで早くから投票所に来た人もいるかもしれないと考えたのである。幸い、私の後ろに並んだ女性が確認作業をしていた。私はなぜかほっとした気持ちになったのであった。


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