2010年1月1日金曜日

初心者ブロガーの経験

 私めは、昨年の4月に初めてブログを開設した“初心者ブロガー”である。

 ブログを開設する気になったのは、今流行りのブログなるものを自分も一度は経験してみたかったからである。それまで長年に渡ってHTML形式のホームページを構築してきて、少し疲れを感じていたこともある。毎月定期的にエッセイを書き、それを友人達に読んでもらった後で(まぁ、査読してもらっていた、ということですね)多少の手直しをしてからホームページ上に掲載するという“楽しみ”を長年続けてきた。しかし最近は、病妻の介護という仕事が増え、大学の授業の準備、学生から提出された課題レポートの処理・・・と、いろいろな仕事が増えてきてじっくりと時間を掛けてエッセイなど書いている心理的な余裕がなくなってきたのである。妻の介護度が更に高くなるのにともない、そろそろホームページの運営も限界だなと感じてきている。そこで、もっと手軽に書ける(ように思われる)ブログに目を付けたのである。9か月ほどブログを楽しんできたが、これも残念ながら尻すぼみになりつつある。新しい年を迎えるのを機に、もうひと頑張りしたいと思っているところである。

 短い期間ではあるがブログを使ってみて、HTML形式のホームページとの違いが明確になってきた。ブログに掲載される記事は、常に先頭にあるものが最新の記事であり次の記事の掲載とともにプッシュダウンされて次第に下の方へ沈んでいく(要するに古くなるということですね)。下に沈んでいったものは、物好きがサルベージしない限り、二度と読まれることはないように思われる。それに対し、HTML形式のホームページ上の記事は、うまく整理し分類しておけば何時までも新しい記事と同様に読まれる可能性を持っている。もちろん、そのためには記事内容の鮮度が高くなくてはならないが。

 この両者の特長を生かすにはどうしたらよいかが、ホームページとブログとをドッキングさせる上での課題であろうと考えている。詳しくは 素歩人徒然「ホームページとブログの併用法」欄を参照されたい。

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