2018年3月23日金曜日

私の本棚(18):パンづくり


・ブログ (ドッと混む・Knuhsの書斎) から転載

── パンづくり


 私の本棚を紹介します。

 第18回は、パンづくりの本を取り上げます。


 写真のとおり、タイトルそのままの「パンづくりノート」という本です。


【解説欄】

▼はじめに
 私は料理を食することは好きですが、自ら料理することには全く興味がありません。ただ、料理の本には関心があるのです。なぜなら料理本の中に出てくる用語は、たとえその意味が分からなくても読者の立場からは文句を言う気にはならないですよね。私は兼ねがねその点を不思議に思っていたのです。

 コンピュータ関係の本では、カナ文字の意味不明の用語が沢山使われています。そういうカナ横文字が多い本を自分が書いたとしましょう。そうすると、読者(書評家を含む)からは厳しい注文が寄せられるのです。用語の意味が分からない! と。しかし小説を読んでいて料理に関する意味不明の用語が出て来ても、著者に文句を言うような読者は一人もいないでしょう。不公平だと思いませんか。私は不思議でならないのです。
 できれば私も、コンピュータとは関係のない料理の場面ばかりある本を(しかも料理に関連するカナ横文字が沢山出てくるような本を)書いてみたいのですが、料理ができないので未だ実現していません。

 料理に関心のない私をみて、家内は結婚直後から私にコーヒー(*1)を入れたり、パン(*2)を焼いたりする役目を与えて私を調教しようと・・・ いや、教育しようとしたのです。その結果、私の本棚には「コーヒーの入れ方」とか「パンの焼き方」に関係する本が登場することになりました(そんなのは“料理”とは呼ばないぞ、と叱られそうですが)。

【注】(*1)インスタントではない本物の珈琲ですよ!

【注】(*2)最初の頃は、家内がパンを焼いてくれていたのですが、その内に私の役目になってしまいました。
 周知の通りコーヒーもパンも、現在ではボタン一つ押せばすぐさま出来立てのものを楽しめる時代になりました。ですから、もはや「私の本棚」ではその種の本は存在価値を失ってしまったのです。その証拠に「コーヒーの入れ方」の本は、とうの昔に行方不明になっています。

▼「パンづくりノート」
 私はこの本から食パンの作り方を学びました。正式には“イギリスパン”と呼ばれるものです。

イギリスパンの作り方



作り方のポイント     食パンの作り方



作り方のポイント


▼実践:【パンを焼きました】
 私が焼いたパンを見てもらいましょう。【超極秘欄】にその記録が残されています。超極秘(!)ですよ。作り方(?)も記されています。



 パンの旨さに関する蘊蓄(うんちく)【ソフトウェアとパン】も読んでください。



▼本の詳細
(1)カラー版 「パンづくりノート」:1977年7月15日 初版発行 1982年6月30日 5刷発行 中沢久, \3,200, 株式会社 柴田書店




















































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